Column Vol.13
Ichiro Kitano |
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Column Vol.9でアイビーリーグに所属するブラウン大学バレー部について書いていただきましたが、今回はブラウン大学ベースボールチームのはなしです。
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| アイビーリーガー(Ivy Leaguer)達の挑戦 -Baseball− |
3月になり、やっと春のスポーツの試合が始まった。男子ラクロスチームは2月の終わりから試合を始めたが、ベースボールチームの試合は他のスポーツに比べてやや遅い気がする。フロリダや温暖な気候の地域では、2月から試合を始めている。寒いところの大学にすれば、シーズンの始まりがやや遅いのも仕方がない。
今シーズンに対しての、コーチの意気込みは今までとは違った。4回生にはドラフトされる可能性のある選手が2人に、ピッチングスタッフ(投手陣)が今まで1番いい。それだけでなく、Ivy Leagueのチャンピオンを勝ち取れるくらいのチームだからだ。しかし、シーズンが始まる前に、そのうちの1人のピッチャーが肩の手術で、またドラフトされる可能性のある外野手は、練習中に捕球のために飛び込んだ際に指の靭帯を完全に断裂してしまい手術を行い、シーズンが始まる前に、すでにチームの核となるべき選手を2人も失ってしまった。その外野手の選手が、靭帯を断裂した時のチーム対してのショックはかなり大きな物があった。コーチ、監督はもちろん、選手、トレーナーまでがっかりした。野球の強い有名な大学にいれば、選手1人がケガをし手術したくらいでは、何ともないと思う。しかし、Ivy Leagueくらいのレベルの大学にすれば、大きな痛手になる。それ以外に、ある選手は大学から停学処分を受けている。合計3人を失ってしまったなかで、今シーズン初めの試合は行われた。
今年は暖かい天候が続いたため、屋外で練習できることが例年に比べて多かった。と言っても、毎日暖かい気候の中で練習している選手に比べるとハンデはある。Brown Universityにとってのシーズン開幕戦は、フロリダでUniversity of Florida戦。Univ. of Floridaは全米でも16位にランクされている“強豪校”である。もちろん、その選手の多くは毎年ドラフトされるくらい、選手の層は厚い。これだけでは、前評判でFloridaが勝ち、チームの連勝記録が新聞の記事になるのは、Univ. of Floridaファンの思っているところだろう。
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試合は合計3日間で3試合行われた。初戦は、8−14でFloridaの勝ち。勝てる要素は全くなかった。先発ピッチャーがフォアボール連発し、その後に打たれると言う典型的な悪いパターン。2試合目、ピッチャーのできは、前日とは変わらない。フォアボールのオンパレード。合計で17与四死球(Univ. of Floridaの1試合の新記録)。しかし、要所を押さえるピッチングをしたのか、相手が打ち損じたのか、合計で20残塁と記録させた(こちらも、新記録)。試合内容も、点数が均衡する試合。8回、9回にチャンスを迎えながらも、打ち損じやサインミスを犯し、監督、コーチはベンチの中で怒ってイスを蹴飛ばすくらい。それでも、9回の裏には満塁のチャンスをゲッツーで切り抜け、延長へ。結局は、10回の裏に1点入れられて5−6でサヨナラ負け。
16位にランクされていると言っても、これだけの試合をすることもある。もう少しで、勝てた試合。勝つべきだった試合。監督をはじめ、選手もこれだけの試合をできると言う事が分かったはずだろう。3試合目は、先発したピッチャーにピッチャー返しが当たったり、ホームベース上、ホームに生還しようとした選手と接触し、脳震盪を起こすなど不運なことが続いた。試合内容は、1−14で負け。相手はすでに18試合を消化しているチーム。そのチームを相手には良くした方だと思う。Ivy Leagueの試合はまだまだ先。始まったばかりのシーズン。Go Brown Bears !!
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